湿布で冷やしてるつもり?ケガをしたときの正しい冷やし方

こんにちは。御殿場市、すぎやま整骨院のすぎやまです。

「足をひねって腫れたので湿布で冷やしてるけど、腫れがなかなか引かない」

「ぶつけてしまって腫れているから湿布で冷やしてる」

など、最初から湿布で冷やすって方も多いのではないでしょうか?

もちもん、湿布も有効です。

しかし、アイシングで冷やしたあとに湿布を使った方が効果倍増ですよ!

今回は治療の基本になる正しい冷やし方を説明していきます☆・゚:*:

湿布の冷やす効果は?

湿布は薬用効果で消炎鎮痛効果があるので有効ですが、ケガをしたばかりで腫れて熱を持っている場合は氷でしっかり冷やした方が経過がいいです。

湿布は貼ると冷たいので冷やしているように感じやすいですが、実際は冷たい時間は短いので熱を取るまでの持続性はないです。

湿布は氷でアイシングしたあとに貼るといいと思います。

どのくらいの期間冷やすか?

ケガをして患部の炎症のピークは約2472時間と言われて

腫れていて熱を持っている場合は3日は冷やすといいと思います。

1日に冷やす回数は日を追うごとに減らしても大丈夫です。

アイシングの作り方

今回は「氷のう」の作り方を説明していきます。

まずは、氷とビニール袋を用意します。

1.水にサッとさらした氷をビニール袋に入れます。

水にさらすのは凍傷防止のため、氷の表面に霜が付いていると冷え過ぎて凍傷になる可能性があります。

2.ビニール袋にコップ半分くらい水を入れます。

水を入れることで凍傷防止になります。

3.ビニール袋の中の空気をできるだけ抜けます。

空気を抜くことで患部にフィットしやすくなります。

4.ビニール袋の口を結んで出来上がりです。

水がこぼれないようしっかり結びます。

アイシングの時間

時間の目安は15分から20分です。

20分以上は患部が冷え過ぎてしまうのでやらないようにしてください。

皮膚の感覚の変化を説明していきます。

出来上がった氷のうを患部に当てます。

1、冷たくて痛く感じる。

最初の感覚は冷たくて痛く感じてきます。

この段階でやめてしまう方が多いので、冷たいですが頑張りしましょう。

2.ポッと温かく感じる。

冷たいのを超えると温かく感じてきます。

3.ピリピリとしびれるような感じになる。

しびれてきたら、アイシングが上手くいっている証拠です。ピリピリしてきたからといってここでやめたらもっと痛い。

アイシング完了まであと少しです。

4.感覚がなくなる。

温かい感じやピリピリしたのを過ぎると冷たさも感じない状態になったらアイシング完了です。

5.氷のうを外して感覚が戻るまで休む。

アイシングが終わったら冷やしたままではなく、温めたり保温をするようにしましょう。

冷やしたままにしてしまうと、血行が悪いままになってしまうので回復が悪くなる原因になってしまいます。

感覚が戻るまでの時間はおおよそ、4050分くらいと思います。

感覚が戻ったら再度アイシングをやるといいです。

まとめ

受傷後すぐに始めて3日間くらいは1日に3〜5回行うのが理想です。

3日経つ前に痛みや腫れが引いてきたら回数を減らしていくと良いと思います。

アイシングの途中であまりにも不快感がでる場合は中止してくださいね。

アイシングをして早期回復を目指しましょう(^O^)

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